2011年9月2日金曜日

真っ赤なお鼻の真っ白ポニー

サラブレットの柵の間に

ポニーが 何頭か好き勝手に遊んでいる。

広い広い敷地の中 、

コロンと 子猫のように 生れていた この子は 雪のように 真っ白で

日本でも珍しいポニーだそうです。

サラブレットの柵の中の下草を食べて

草にかぶれて 「熊の油」をつけてもらっている。


無口な動物は あれこれと 

常に気を使ってもらい


相手の勝手な好意的な解釈のままに生きている。


無口で 何もできない女のほうが この世の中「得」だったりして?


白いポニーの 「節目がちな」

一枚の写真。







2011年8月28日日曜日

2011夏のミッション終了

草取り3日

網戸の張り替え3枚

フリーマーケット初参加(¥15000売上で 友人とそのまま 祝温泉 泊)

外水道の蛇口を2股に(シャワーホース使用可)

母親と ガーデン街道2泊3日の車運転(内1泊は 道の駅での車中泊・・・・父には絶対内緒!)


暑い暑い 北海道の夏

まるで パリ ダカール ラリー のように 疾走してきました。

詩的な言葉もどこかに置き去りにして・・・

ですから ブログの更新も やっとやっとで今日になってしまいました。

本来の 目的は 「三脚」の完成です。

島田先生の「力」なくしてはこの三脚の 台に脚をはめ込むことは かないませんでした。

この夏の母からの次々の要求を 見事にこなしきった私に

「やっぱり アンタは 男 だったね」 と言われても

パワーの差をかんじました。

ちまみに

北海道の女性がみんな たくましいとは限りません。

あしからず。


PS   島田先生の展示会が下記会場にてあります。

 http://houmura.com/










2011年7月8日金曜日

踏みだす勇気

がむしゃらな若い時

自分しか見えなかった。


時代をわたってきた私は


たくさんのいいものと  悪いもの 

流行のものと 風化していく伝統と 

100円ショップ。

そして 

努力しても報われないものたちを 知ってしまった。


頭でっかちで 知識でつぶされそうになって

やりたいことが はたして 「本物」なのかについてだけのことを

考えるだけになってしまっていた。

彫刻刃で彫ってみる。


手が勝手に覚えていた・・・・・・・こんな感覚。


意識の下に潜り込んでた・・・・こんな感覚。



今までの愚図な自分 と 一歩前に進んだ自分。


私を見守ってくれてるすべての人たちとに


ありがとう。

2011年7月5日火曜日

サル目ヒト科ヒト属

生物的に ヒトもサルであるらしい。


ヒトは進化の歴史で 

その大きな「脳みそ」から

器用な手と 道具を使い

様々な素晴らしいものを発明してきた。

そう
若サルは 遊びの中から数々の有意義なものを生み出してきたのだ。


デパートに鎮座しておられる

スイカの四角や丸 三角を 笑ってはいけません。   

一生けん命になっている「誰か」を想像すると

いずれ この何かが 「なんだか」に 生まれ変わるかもしれないのだから・・・・・。

 そんな未来に思いを大きく膨らませながら通り過ぎた。


「!!!! 」 戻ってきてしまいました。

「¥21000」 也。


未来を変える発明する若サルは 

どこかに「ぶっとび~」 になったで   ござった。


(なんだ スイカごときに こんな値段つけちゃって!)

2011年7月3日日曜日

東京文化会館を支えているもの

「東京文化会館地下」は出演するアーティストの控室になっている。

世界から集まってきた彼らの夢の舞台。

胸の高鳴り   期待と自尊心

挫折 憔悴   そして誓う再起も。


刻みつけられたたくさんの名前が

積み重なって このTokyoの地に50年の歴史を刻む。

壁に隙間なく 

夢は支える 音楽の殿堂。

2011年6月8日水曜日

パッカン!

ドン・ビト―・コルレオ―ネには

家族の想像を超える 裏の顔があった。


ロイスは まさか自分の同僚のクラークが  

こそこそ電話BOXで 青いタイツにお着替えしてるとは

思わなかったろう。



「さみしい食事」を心配する イワシ缶の裏の顔を発見してしまった衝撃の

粗末な食事 いい加減な一日。

2011年6月7日火曜日

寺のメダカに思う

10年飼っていた インコのピーちゃんが目を閉じたとき

オイオイ泣いた。


3000円の花ををちぎりちぎり、小さな箱の中をいっぱいにし

赤いベルベットでマントをつくり

アルミホイルで王冠をかぶせ、

人に頼んで 樹の下深くにうめてもらった。



私にとっては 王様だった。



新宿の寺の水鉢の中

メダカが寺守して泳いでる。

小さなメダカのそのうちの、ひとつの目が閉じたとき


坊さんは 

いったいどうするんだろう?


聞いとけばよかったな。



10年間お仕えした

私の王様は 2800円だった。

ベランダから見える樹の下の 
 
王様と私は まだつながっている。

2011年6月3日金曜日

一人歩けば にぎやかな道

風の音

木々のサワサワ

鴨のベイビー

キツネのにじり寄る。

空気は まだ この世界に満ち満ちて

山の頂に吸い込まれていく。

待っている人のところへ

帰る道。


今日のところは しかたなく。 

Aha!

2011年6月2日木曜日

Play back

こんな寒い日に思いだす。

ほんの2カ月前の ダム湖の風景。

12歳から友人の 二人で見た春を待つ雪解けの湖面。


「こんなとこまで きちゃったね」


幼い夢を 枕を並べて幾度も語り、 思いを吐き出すように文面に。



山と谷の合間には 実り多い季節もある。


でも こんな 寒い日に

まだ 夢を語る私にも だまって聞いている

友が傍にいてくれる。


寒い日に 突然 思いだした。

ちょっと 随分 季節外れですけど・・・・。

2011年5月31日火曜日

3億円当たったら

毎年のように
宝くじを買ったあとで母はいう

「3億円あたったら 一億は あんたにあげるからね。」

何十年も かすりもしない。

それでも一億の夢は変わらなく 私の頭のどこか黒いところで フツフツ浮かぶ。

まじめに良いものを作っている人を応援したい。

変わらない私の夢です。


思いきって実行に移しました。

扱っている方の家で何度か膝にかけ
スウェーデン大使館に見に行き

納得の一枚です。

毛布を買った言い訳のために 貴重な時間を・・・・すいません。
http://www.k2.dion.ne.jp/~kinumate/blanket/blanket.html

2011年5月30日月曜日

雨にも負けず 風にも負けず

サイロに惹かれます。


揺るぎないものの代表のように

広い大地に生れでた。


機能は 

やがて風物になり

そして  その土地の 思い出の核になっていくのでしょう。


「好きです。SAPP0RO」!!



あんまり 変なキャラクターを生み出さずに
 
正々堂々 勝負してください。

2011年5月29日日曜日

異空間へ行こう

随分な量の雨がおちていました。

一日中 赤鉛筆持ちながら

この「本」(音楽はなぜ人を幸せにするのか  みつとみ俊郎  新潮選書)と

過ごしていました。 

新しい知識と 漠然としていた知識がストンと収まりがついたとき

少し階段の登った見晴らしのいい所から

また世界が広がります。

「音楽こそが、果てしない時間と空間を自由に行き来することのできるスイッチそのもの」(みつとみ氏)

今の気分の曲を選び

伸びをして

太陽を待とう。

2011年5月28日土曜日

負けました

駅のホームから
何気なく 電線のカラスを見る。

急降下したカラスは 
口にくわえた獲物を 線路脇に敷き詰められた石の中に埋め込んだ。

ご丁寧にも

さらに石を上からひとつ ふたつ。

隠したものを 
永遠に続く赤茶けた同じ石の中から 一体どうやって みつけだすのか・・・・?



老眼になってメガネを作り

車の免許証は どこぞに失くす。

カラスに 負けた! と その時思った。

2011年5月27日金曜日

大人的正しい悪戯

なにかの本によると

個性とは自らが作るのではなくて他人が決める とありました。

Aさんが見た私
Bさんが知ってる私  どれも正しく ちょっとちがう。

見向きもされない 「蕗」 に 顔をつけると 意味の持つ存在になってしまいました。

蕗 は思ってるでしょうね。

あなたの思っている私は 

正しくもあり 正しくもない。


余ったペンキの ただの悪戯でした。

2011年5月26日木曜日

本当の美しさとは 

札幌近郊の小高い丘の上 スウェーデンハウスが立ち並ぶ
ひっそりとした街。
絵本ようなその街の中心に木工工房があります。

スウェーデンでマイスターを得た先生から
家具作りを教えていただいています。

静かなスウェーデンハウスの窓の外 強風に波打つ木々の姿さえ一枚の絵のようです。

ここに通い
デザインをそぎ落とした家具を作ると
本当の美しさとは何だろう と考えてしまいます。

本来そのものに求められているもの

機能美。

この「ぐらぐらしない小机」を作るために

一ミリ以下のチェックで「ほぞ」を作っていきます。
一ミリ以下の修正のために 木の皮を張り さらに調整します。

デザインに逃げない。

永久にぐらぐらしない という本来の目的を このなんの変哲もない家具は

表現しているのです。

2011年5月24日火曜日

これからはじめたいこと

くるみ材の、カットした材料でスプーンをつくりはじめたいと思います。
  
100円ショップで売っているものもありますが
手の中で少しずつ、変わっていく形を楽しみながら こうかな ああかな~と
木と対話して・・・。

お堅い奴 やわらかい奴 素直な奴 ひねくれてる奴。

どんな奴も
黙って私の気持ちを受け止めてくれる・・・ 。

何も考えずに無心になれる時もあれば
今の状況から逃げ出したくなる時を変えたいときも。

ガリガリガリ・・・・
スルスルスル・・・

手の中からこぼれ落ちた 小さな木の片。
時計がコチコチ。

2011年2月8日火曜日