2011年5月31日火曜日

3億円当たったら

毎年のように
宝くじを買ったあとで母はいう

「3億円あたったら 一億は あんたにあげるからね。」

何十年も かすりもしない。

それでも一億の夢は変わらなく 私の頭のどこか黒いところで フツフツ浮かぶ。

まじめに良いものを作っている人を応援したい。

変わらない私の夢です。


思いきって実行に移しました。

扱っている方の家で何度か膝にかけ
スウェーデン大使館に見に行き

納得の一枚です。

毛布を買った言い訳のために 貴重な時間を・・・・すいません。
http://www.k2.dion.ne.jp/~kinumate/blanket/blanket.html

2011年5月30日月曜日

雨にも負けず 風にも負けず

サイロに惹かれます。


揺るぎないものの代表のように

広い大地に生れでた。


機能は 

やがて風物になり

そして  その土地の 思い出の核になっていくのでしょう。


「好きです。SAPP0RO」!!



あんまり 変なキャラクターを生み出さずに
 
正々堂々 勝負してください。

2011年5月29日日曜日

異空間へ行こう

随分な量の雨がおちていました。

一日中 赤鉛筆持ちながら

この「本」(音楽はなぜ人を幸せにするのか  みつとみ俊郎  新潮選書)と

過ごしていました。 

新しい知識と 漠然としていた知識がストンと収まりがついたとき

少し階段の登った見晴らしのいい所から

また世界が広がります。

「音楽こそが、果てしない時間と空間を自由に行き来することのできるスイッチそのもの」(みつとみ氏)

今の気分の曲を選び

伸びをして

太陽を待とう。

2011年5月28日土曜日

負けました

駅のホームから
何気なく 電線のカラスを見る。

急降下したカラスは 
口にくわえた獲物を 線路脇に敷き詰められた石の中に埋め込んだ。

ご丁寧にも

さらに石を上からひとつ ふたつ。

隠したものを 
永遠に続く赤茶けた同じ石の中から 一体どうやって みつけだすのか・・・・?



老眼になってメガネを作り

車の免許証は どこぞに失くす。

カラスに 負けた! と その時思った。

2011年5月27日金曜日

大人的正しい悪戯

なにかの本によると

個性とは自らが作るのではなくて他人が決める とありました。

Aさんが見た私
Bさんが知ってる私  どれも正しく ちょっとちがう。

見向きもされない 「蕗」 に 顔をつけると 意味の持つ存在になってしまいました。

蕗 は思ってるでしょうね。

あなたの思っている私は 

正しくもあり 正しくもない。


余ったペンキの ただの悪戯でした。

2011年5月26日木曜日

本当の美しさとは 

札幌近郊の小高い丘の上 スウェーデンハウスが立ち並ぶ
ひっそりとした街。
絵本ようなその街の中心に木工工房があります。

スウェーデンでマイスターを得た先生から
家具作りを教えていただいています。

静かなスウェーデンハウスの窓の外 強風に波打つ木々の姿さえ一枚の絵のようです。

ここに通い
デザインをそぎ落とした家具を作ると
本当の美しさとは何だろう と考えてしまいます。

本来そのものに求められているもの

機能美。

この「ぐらぐらしない小机」を作るために

一ミリ以下のチェックで「ほぞ」を作っていきます。
一ミリ以下の修正のために 木の皮を張り さらに調整します。

デザインに逃げない。

永久にぐらぐらしない という本来の目的を このなんの変哲もない家具は

表現しているのです。

2011年5月24日火曜日

これからはじめたいこと

くるみ材の、カットした材料でスプーンをつくりはじめたいと思います。
  
100円ショップで売っているものもありますが
手の中で少しずつ、変わっていく形を楽しみながら こうかな ああかな~と
木と対話して・・・。

お堅い奴 やわらかい奴 素直な奴 ひねくれてる奴。

どんな奴も
黙って私の気持ちを受け止めてくれる・・・ 。

何も考えずに無心になれる時もあれば
今の状況から逃げ出したくなる時を変えたいときも。

ガリガリガリ・・・・
スルスルスル・・・

手の中からこぼれ落ちた 小さな木の片。
時計がコチコチ。