2011年5月26日木曜日

本当の美しさとは 

札幌近郊の小高い丘の上 スウェーデンハウスが立ち並ぶ
ひっそりとした街。
絵本ようなその街の中心に木工工房があります。

スウェーデンでマイスターを得た先生から
家具作りを教えていただいています。

静かなスウェーデンハウスの窓の外 強風に波打つ木々の姿さえ一枚の絵のようです。

ここに通い
デザインをそぎ落とした家具を作ると
本当の美しさとは何だろう と考えてしまいます。

本来そのものに求められているもの

機能美。

この「ぐらぐらしない小机」を作るために

一ミリ以下のチェックで「ほぞ」を作っていきます。
一ミリ以下の修正のために 木の皮を張り さらに調整します。

デザインに逃げない。

永久にぐらぐらしない という本来の目的を このなんの変哲もない家具は

表現しているのです。

1 件のコメント:

  1. 「木のぬくもり」が伝わってきます。
     また遊びにきますね!

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