2011年6月8日水曜日

パッカン!

ドン・ビト―・コルレオ―ネには

家族の想像を超える 裏の顔があった。


ロイスは まさか自分の同僚のクラークが  

こそこそ電話BOXで 青いタイツにお着替えしてるとは

思わなかったろう。



「さみしい食事」を心配する イワシ缶の裏の顔を発見してしまった衝撃の

粗末な食事 いい加減な一日。

2011年6月7日火曜日

寺のメダカに思う

10年飼っていた インコのピーちゃんが目を閉じたとき

オイオイ泣いた。


3000円の花ををちぎりちぎり、小さな箱の中をいっぱいにし

赤いベルベットでマントをつくり

アルミホイルで王冠をかぶせ、

人に頼んで 樹の下深くにうめてもらった。



私にとっては 王様だった。



新宿の寺の水鉢の中

メダカが寺守して泳いでる。

小さなメダカのそのうちの、ひとつの目が閉じたとき


坊さんは 

いったいどうするんだろう?


聞いとけばよかったな。



10年間お仕えした

私の王様は 2800円だった。

ベランダから見える樹の下の 
 
王様と私は まだつながっている。

2011年6月3日金曜日

一人歩けば にぎやかな道

風の音

木々のサワサワ

鴨のベイビー

キツネのにじり寄る。

空気は まだ この世界に満ち満ちて

山の頂に吸い込まれていく。

待っている人のところへ

帰る道。


今日のところは しかたなく。 

Aha!

2011年6月2日木曜日

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こんな寒い日に思いだす。

ほんの2カ月前の ダム湖の風景。

12歳から友人の 二人で見た春を待つ雪解けの湖面。


「こんなとこまで きちゃったね」


幼い夢を 枕を並べて幾度も語り、 思いを吐き出すように文面に。



山と谷の合間には 実り多い季節もある。


でも こんな 寒い日に

まだ 夢を語る私にも だまって聞いている

友が傍にいてくれる。


寒い日に 突然 思いだした。

ちょっと 随分 季節外れですけど・・・・。